令和4年度から建設業許可・経営事項審査の電子申請が始まります
建設業の許可申請はもとより、毎年の経営事項審査においては、すべてが書面による手続きであり、各種証明書の収集や書類の作成の負担は大変大きなものです。
それは審査する行政側にとっても同じことのようです。
今回、新型コロナウィルスで在宅勤務の取り組みが進み、これからどんどんオンライン化が当たり前になってくると思いますが、ついに建設業許可についても、電子申請に関して令和2年6月23日に国土交通省から発表されました。
新システムは令和4年度からスタートされる予定で、許可と経営事項審査が電子化されるということです。
おそらく、更新や、業種追加等も含まれていると思われます
この新しいシステムは、申請者と許可行政庁をオンラインでつなげるだけではなく、他の関係省庁が保有するシステムとも連携するものになるようです。
つまり、必要な書類はの取得や登録は、一つのシステム内で完結するということです。
例えば、建設業情報管理システム(CIIS8)、国税庁や法務省が保有する各種システム等と連携し、許可や経審に必要なデータを各システムから取得できるようになります。
本年度からシステムの設計、構築を進め、令和4年度に許可、経審の電子申請が開始されるとのことです。
どのようなシステムになるのか、本当に利便性の高いシステムを構築していただきたいと思います。